成人式のお祝い金の相場と品選び、お返しは?
成人式とは
成人式とは、かつての元服に相当する式で、戦後に制定された祝祭日です。
子供が20歳を境として、社会の一員として正式に認められる日とされており、この日から自分の責任において人生を歩み出すことになります。
子供と社会との新しい関係のスタートを記念してお祝いしたいものですね。
※元服…平安時代以降、公家・武家の間で行われた男子の成人式で、一般に15歳に達した男子が成人したことを表すために行われた通過儀礼である。加冠(初冠)ともいわれる。江戸時代以降は行われなくなりました。
スポンサーリンク成人式に出席する服装
原則は何でも良いのですが…そういうわけにもいかないですよね。
男性なら上下揃いの背広にネクタイ、フォーマルにしたければダークスーツできめてみましょう。
女性は振り袖やパーティーウェアが 主流ですが、スーツやフォーマルなドレスでも自分らしさを出せるかもしれませんね。
お祝い事ですが、分不相応な高価な衣装を身につける必要はありませんし、社会の一員としての判断力が試されると言ったら言い過ぎでしょうか…。
成人式のお祝い金の相場
お祝い金の相場
親類や兄弟・姉妹、隣近所などは1万円ぐらいが目安です。友人・知人 なら2000円程度でいいでしょう。いずれにしろ分不相応なほどの高額である必要は全くありません。
祖父母 | 1〜10万円程度 |
両親 | 1〜5万円程度 |
親戚 | 1〜3万円 |
ご近所・知人・友人 | 2千円〜1万円 |
贈り物の品選び
- 現金ではなく記念の品を贈るのも良いでしょう。成人式の記念になり、かつ長く愛用できるような品がふさわしいでしょう。
- 親の場合は、社会人として必要な礼装や印鑑、また物ではなく一流レストランに招待するなども成人の自覚につながっていいでしょう。
- 祖父母や親類なら、男性には名刺入れやOA機器などを、女性には化粧品や音楽会・観劇のチケットなどを贈ってみてはどうでしょう。
- 親しい友人・知人ならパーティを開いて、趣味のものなどを贈ると喜ばれるのではないでしょうか。
成人祝いの返礼
もし成人式のお祝いをいただいたら、本人が直接出向いてお礼と報告のあいさつをしたいものです。自宅へ招くなら、祝いの膳などを用意 しましょう。
自宅へ招かない場合は、内祝いの品を贈るといいですね。最近ではカタログギフトなどもよく利用されているようです。