金婚式の由来や意味、お祝いのプレゼントや相場金額はどのくらい？
金婚式の由来や意味はどういうことなの？お祝いの仕方やプレゼントの相場金額を知りたいという方のために、金婚式のいわれやお祝いとしてのプレゼントの相場金額など不明点やお悩みごとを簡潔に解説しています。
金婚式の意味や由来とは
夫婦の結婚記念日の中でも金婚式は結婚50年目という節目を祝う大切な一日です。夫婦で記念の旅行に出かけたり記念品を購入したりと当事者である夫婦自身がお祝いするのは当然ですが、それだけでなく子や孫、親戚なども相まってお祝いの席を設けたりと言うことも行われています。
結婚記念日はイギリスの習慣から始まったとされています。
その結婚記念日の数え方ですが、
- 入籍日（婚姻届を提出した日）を結婚記念日とする考え方
- 結婚式もしくは披露宴を行った日とする考え方
の2通りがありますが、どちらが正しいと言うことではなく夫婦で納得していればそれで良いのです。
スポンサーリンク金婚式のお祝い品は何を選んだら良いの？
金婚式を迎える二人に、子や孫から贈り物をすることは50年人生を共にしてきた夫婦にとって誠に喜ばしいものでしょう。
しかし、いざ贈り物を選ぶとなると「何がいいのかな？」と迷ってしまいますよね。
金婚式は子供や孫たちがお祝いを計画して開くのが一般的に行われています。金婚式を迎えた夫婦をゲストとしてもてなし、みんなでお金を出し合って金製品や金をあしらったものを贈るのが一般的に行われています。しかし、現実的に考えると旧婚旅行としての旅行券や羽毛布団などをおそろいで贈ったりということも行われています。
また、金婚式の当事者がパーティーを開く場合、招待状を送って身内の他に親しい友人なども招いたりするケースもあります。招かれた方はそれぞれにお祝いの品や金包みを用意して出席し、当人たちからは「内祝い」として記念になるような引き出物をお返しとして出します。
招待者（出席者）が相談し合いまとまった贈り物をするのも品物の重複を防ぐということからもよい方法です。
金婚式に選ぶべきでないプレゼントとは？
金婚式はお祝いの記念日なので、プレゼントとしてふさわしくない物もあります。礼儀と縁起を大事にする方へは、不用意な贈りものをしないよう注意しましょう。
- 白いハンカチ……ハンカチは日本語で「手布（てぎれ）」と書くことから、別れや手切れを連想させます。お祝い事には白いハンカチは控えます。
- くし……「苦」「死」を連想させるので選ぶべきではありません。
- はさみやナイフ……「切れる」という連想から「縁を切る」につながり縁起が悪いものとされます。
- 靴や敷物……「踏みつける物」であることから、年長者には失礼とされます。
お祝品拝辞とすることも
金婚式の当事者がパーティーを主催する時は、招待者（出席者）に負担をかけないようにとの心遣いから、招待状に「お祝品拝辞」と記入することもあります。
スポンサーリンク金婚式のお祝いの相場はどのくらい？
金婚式と言えば結婚50年目、言い方を変えれば半世紀、苦楽をともにしたご夫婦にふさわしいお祝いにしたいものです。
そのお祝いですが、金婚式でのお祝いの相場は
金婚式にお祝いを包む場合、両親、義両親へは兄弟姉妹と合わせて4～6万円程度。親戚や知人の場合は、2～3万円程度が目安とされています。
あくまで目安であって、これ以上でも以下でも差し支えありません。
スポンサーリンク金婚式ご贈答マナーは？表書きや熨斗は？
贈答品の表書きは「御祝」「御結婚記念」「祝紙婚式」「祝金婚式」「祝銀婚式」「金婚式御祝」「銀婚式御祝」など。下段に「子供一同」「孫一同」などと記載します。水引きは紅白の蝶結び、熨斗つきが正式な贈り方です。
出典：タカシマヤのご贈答マナー
まとめ
金婚式のいろいろをお知らせしてきましたがお役に立ったでしょうか。金婚式を子や孫が長寿の御祝いを兼ねて行う金婚式はしっかりと御祝いしてあげたいものです。きっと金婚式を無事迎えることができたご夫婦にも喜ばれると思いますよ。