戌の日に行う安産祈願|帯祝いの相場とやり方

安産祈願のお祝い事|帯祝い

日本の伝統行事でもある安産祈願の「帯祝い」は妊娠5ヶ月目の安定期に行われます。
この帯祝いについて「よく知らない」「いつ、何を、どうしたら良いの」という方もおられると思います。

このページでは、戌の日の帯祝いについて、いつ、どのようにといった帯祝いのやり方や腹帯の巻き方について紹介しています。

 帯祝い

帯祝いは「着帯の祝い」とも呼ばれ「妊娠5ヶ月目の戌の日」に初めて腹帯を巻き、おなかの中で育つ赤ちゃんと母親の健康と安産を祈る習慣です。

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どうして戌の日なの?

犬は多産でお産そのものが軽いとされています。これにあやかりお産が軽くなるようにとの願いを込めて戌の日に行うようになりました。戌の日ではなく、7ヶ月目や9ヶ月目に「酉の日」を選んで安産祈願が行われる地方もあることから、地域の慣習による例が多いようですね。また、戌の日に腹帯を巻くのは胎児を守り妊婦の動きを助けるための習慣といえます。

戌の日

犬は十二支のひとつで11番目に当たります。現在の太陽暦に合わせると、戌の日はひと月に2~3回あります。産院や安産祈願の神社などでも教えてもらえます。
今風にはインターネットで調べることも簡単にできます。「2021年 戌の日」などで検索すればその月の戌の日がいつなのかがすぐに見つかりますよ。

腹帯とは

帯祝いに使用する腹帯とは「岩田帯(いわたおび)」とも呼ばれています。正式には紅白の絹地を用い、翌日からはふだん使いの白木綿の腹帯に替えていました。
帯は妊婦の実家から贈るのがならわしですが、仲人さんや子宝に恵まれたご夫婦から贈ってもらうこともあります。幸運にあやかるといったところでしょうか。

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腹帯の正式な贈り方

紅白の絹地2筋と白木綿1筋をそれぞれ折りたたんで重ねて包み、紅白の水引を蝶結びにかけて表書きをします。絹地の腹帯はお祝いの日だけのもので、子どもの産着に仕立ててとっておきます。

最近の腹帯

最近では、絹地の腹帯はほとんど用いられなくなっています。
祝い用に「寿」印などを入れた白木綿のものを、安産祈願の神社や百貨店で求めるのが一般的です。そしてふだん用にもこれを使います。さらに、腹帯の代わりに使いやすい「妊婦用ガードル」や「コルセット」を使う人が増えています。

帯役とは

帯祝いの帯役は帯親といって、以前は仲人さんや子宝に恵まれたご夫婦に頼み、夫は下がって妻が妊婦に帯を巻きます。巻き終わったら、帯親や双方の両親、仲人などが集まって祝いの膳を囲み安産を祈ります。

最近は、あまりこだわりがなくなってきているようで、帯祝いも夫婦、両親などの身内で簡単な祝いの膳を囲むといったケースが増えています。

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腹帯の巻き方

【事前準備】
腹帯は縦に2つ折りにします。アイロンを使用して折り目をしっかりつけると折りやすいです。次に、輪になっている方を上に向け、腹に巻いていきます。腹帯は型崩れしやすいため、腹に巻く前にラップの芯などに1度巻き付けてなじませることにより腹に巻きやすくなります。

【1】腹を下から支えるように巻く
最初の1周は、腹を下から支えるように、腹の下側の脇からふくらみにかけて巻きます。腹帯に「寿」などの文字は入っている場合は、文字が正面のへそに来るように巻きましょう。

【2】体の正面で帯を折る
1周させた腹帯は、へその部分から三角形を作るように平たく折ります。ねじらないよう平らに仕上げることを意識してください。折ることにより、斜め上に1周することになります。腹帯を自分で巻く場合、どうしても目線が下に行くため体が前かがみになりがちです。前かがみの姿勢のまま腹帯を巻いてしまうと、腹と腹帯との間に隙間ができてしまいます。腹帯を巻く際は、できるだけ上体を起こした状態で巻くよう心掛けましょう。

【3】最後は内側に折り込む
腹帯を腹の上側まで巻き、内側に折り込んだら終了です。内側に折り込むために、5~10 cm手前で巻き終えるようにしてください。背中側で折り込むときれいに仕上げることができます。 巻き終わる際に力が緩んでしまうと、帯全体が緩みます。そのため、もう一方の手のひらを帯に添えておきましょう。

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帯祝いの祝いの品

帯祝いに親から贈るのは、腹帯にこだわらずもっと実用的なガードルコルセットなどにしても良いでしょう。
帯祝いに招かれた時に持参する祝いの品は、マタニティ用品ギフト券などが良いでしょう。
出産の準備には何かとお金がかかるもの、現金(お祝い金)も喜ばれます。
表書きは「壽」「御祝」「戌」などとします。

注意しなければならないのは、帯祝いの贈り物にはベビー用品や赤ちゃん用のギフトは避けるようにした方が良いでしょう。赤ちゃん用のギフトやベビー用品は無事に生まれてから用意するべきだからです。

帯祝いの金額相場

帯祝いで贈るものや金額の目安は、妊婦の親は1万円~3万円、妊婦の義理の親や兄弟姉妹は5,000円~1万円、親戚・友人・同僚などは3,000円~1万円とされています。

帯祝いを贈る人の立場金額
妊婦の親10,000円〜30,000円
妊婦の義理の親や兄弟姉妹5,000円〜10,000円
親戚・友人・同僚3,000円〜10,000円

 

帯祝いのお返しは必要なの??

帯祝いの場合、いただいた側からのお返しは必要ないとされていますが、家族でしたら祝宴に招くことでお返しに代えることもできます。
家族以外の方には「内祝」としていただいた金額の1/5〜1/3程度を目安にお返しをします。
地域によっては内祝いとしてお赤飯や紅白餅などでお返しをするところもあるようです。
このようにお住まいの地域により内祝いの慣習に差異がある場合が考えられます。はっきりとわからない場合は地域の慣習に詳しい方などと相談すると間違いないでしょう。

病院で着帯法の指導を受けた時も、特にお礼をする必要はありませんが、どうしてもという場合でも菓子折程度でよいでしょう。
※まれに着帯料を請求する病院もあるようです。

水引の選び方と熨斗の表書き

帯祝いの内祝いでは、紅白蝶結びの水引を選びます。

  • のし紙の上の書き方:「帯掛内祝」「内祝」「御礼」
  • のし紙の下の書き方:姓、または姓名

 

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お祝い事

Posted by JJ