快気祝いのお礼状|文例
快気祝いのお礼状はどういった文面にしたらいいの?
快気祝いのお礼状の基本的な文面構成は以下のようになります。
- 時候の挨拶
- 病気・ケガで入院していたとの報告、お相手に心配をかけたことへのお詫び
- お見舞いへのお礼
- 退院と退院後の報告
- 快気祝いを贈るとの知らせ
- お相手の健康を気遣う旨、書面での略式であることのお詫び
- 結語
カード形式のお礼状の場合は2〜5を簡潔にまとめるようにすれば良いでしょう。
相手の心配をあおる表現・忌み言葉の使用は避けましょう
お礼状には不吉なことを連想させる縁起がよくない言葉(忌み言葉)を避けて書くのがマナーです。病気や入院が長引くこと、繰り返すことを連想させる「死ぬ、衰える、枯れる、倒れる、苦しむ、迷う」や「重ね重ね、ますます、次々」などの重ね言葉には十分注意しましょう。
スポンサーリンク快気祝いのお礼状 文例
下記は快気祝のお礼状の一例です。
ご自分の現状に合わせて文面を変更してください。
快気祝いのお礼状(1)
拝復 梅花ほころぶこの頃、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびの私の退院に際しましてはさっそくご丁寧なお祝い状を賜り、お心づかいのほど深く感謝申し上げます。思いもかけず二ヶ月にもわたる入院生活を送ることとなってしまいましたが、幸い健康を取り戻したことですし、今では人生の貴重な体験をしたと思っている次第です。いろいろとご心配をおかけして申し訳ございません。
右とりあえずお礼まで。
敬具
快気祝いのお礼状(2)
前略 この度は家内の退院につきましてお心のこもった書状をいただき、誠にありがとうございました。家内からも、くれぐれもよろしくとのことでございます。退院したといっても当分は自宅療養のため、家事いっさいはまだ無理なのですが、長い間離れて暮らしていたことを思えば、退院できただけでもありがたいと思っております。
いずれ機会を得ておうかがいする予定でおりますが、とりあえず書面にてお礼まで申し上げます。
草々
快気祝いのお礼状(3)
拝啓 新緑の候 皆様方にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
入院中は多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
おかげさまをもちまして、4月末に無事退院することができました。今後とも今まで同様変わらぬご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げます。
謹白
快気祝いのお礼状(4)
拝啓 相変わらずお元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
さて、この度は内臓手術で入院中になにかとご心配をいただき、また過分なるお見舞いまでいただきありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
おかげさまで手術後の経過も順調で、十日目には抜糸、その後傷がふさがるまで一週間入院治療し、三週間ぶりに我が家に帰ってまいりました。
今月いっぱいは自宅療養に努め、来月から出社いたしますので、、今後ともよろしくお願い申し上げます。
まずはお礼まで
敬具