お中元のお礼状 マナーや文例
日頃お世話になっている方や会社の上司・取引先などに感謝の気持ちを込めて贈るのがお中元です。日本の年中行事となっているお中元は、本来は手渡しで渡すものだったのが、最近は宅配便などを利用して配達という方法と摂ることが多くなってきています。
そのお中元ですが、いただいた方は「確かに受け取りました」のお知らせと共にお礼の気持ちを込めたお礼状を出すのがマナーです。
お中元のお礼状は手書きが基本
お礼状は手書きが基本ですが、企業や事務所などでお中元をいただく件数が多くお礼状も枚数が多くなる場合は印刷したものでも差し支えありません。最近は各ご家庭にもパソコンやプリンターがあることがほとんどでしょうからそれらを利用するのも良いでしょう。
お礼状には封筒に入ったカードタイプのものや簡便なハガキタイプのものまで揃っています。
お礼状のマナー
お礼状は、お中元が届いたらすぐに送りましょう。
遅くとも1週間以内に先方に届くようにするのがベターです。
お礼状に書くべきポイント
お礼状に書き入れるポイントはいくつかあります。
ここをおさえておけばお相手に失礼な内容になることはまずありませんので参考にして下さい。
- 時候の挨拶(季節に合わせた内容にする)
- お相手の健康や安否を尋ね気にかけていることをあらわす。
- お中元をいただいた事へのお礼と感謝の意をあらわす。
- お相手の今後の息災を願う言葉
- 日付・差出人
お中元のお礼状 例文
以下にお礼状の例文をご紹介します。参考にされて下さい。
お中元のお礼状(個人・一般)
お礼状例文(1)
拝啓 日ごとに暑さが厳しくなる折柄、皆様にはお元気でお過ごしの由、お喜び申し上げます。
このたびはお心のこもったお中元の品をお届けいただき、誠にありがたく、厚く御礼申し上げます。
ふだん、なにも行き届きませんのに、このようなご心配をいただいて、かえって恐縮しております。
なお一層暑さが加わる日々が続きますが、皆様の五試合を心からお祈り申し上げます。
右、とりあえずお礼まで。
敬具
平成○○年○月○日 自分の氏名
お礼状例文(2)
拝啓 炎暑のみぎり、皆様にはおすこやかにお過ごしのことと存じます。
さて、混実は結構なるお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。いつもながらのご厚志、かえっていたみいります。奥様にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
常日頃のご無沙汰をお詫び申し上げますとともに、皆様のいっそうのご健勝のほどお祈り申し上げます。
まずは書中にてお礼まで。
敬具
平成○○年○月○日 自分の氏名
お中元のお礼状(会社・取引先)
お礼状サンプル(3)
拝啓 盛夏の候 ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
さてこのたびは結構な品をご恵贈賜りまして有難うございます。ご芳志誠に有難く、謹んで拝受致しました。茲に改めて御礼申し上げます。
厳しい暑さがまだまだ続くようです。皆様どうぞご自愛下さいませ。
略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。
敬 具
平成○○年○○月○○日
○○○○○株式会社
代表取締役 ○○ ○○
お礼状サンプル(4)
拝啓 盛夏の候 貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
さてこのたびは結構な品をお送りいただきまして誠に有難うございます。謹んで拝受致しました。茲に改めて御礼申し上げます。
厳しい暑さが続く折、皆様どうぞご自愛下さいませ。
略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。
敬 具
平成○○年○○月○○日
○○○○○株式会社
代表取締役 ○○ ○○
お中元のお礼状まとめ
お中元のお礼状、いちいち書くのは面倒だな…と思われるかもしれませんが、ひとつのコミュニケーションツールとして頂ければ幸いです。