開店祝い・開業祝いのお祝い状|文例

開店祝い・開業祝いのお祝い状|文例

開店・開業祝いのお祝い状

付き合いのある友人・知人が新しくお店を持つことになったり、取引先の従業員が独立して新規に自分の店を持つことになったりした場合に、新しい門出を祝う気持ちを込めて送るのが「開店祝い」や「開業祝い」です。
開店したことはわかっていても遠方で駆けつけることができない、仕事が忙しくてすぐには時間の都合がつかないなど、駆けつけたいけど今は無理といった場合に、とりあえず「お祝いの気持ちだけでも伝えておきたい」そのような時に送るのが、開店・開業祝い状です。

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開店・開業祝いのお祝い状の文例

新規開店を祝う(1)

拝啓 陽春のよき日にいよいよご開店の由、誠におめでとうございます。かねての希望通り一国一城の主となられた貴兄に、心からの拍手をお送りいたします。奥様も,どんなにかお喜びのことでございましょう。
繁華街のほぼ中央といえば最高の立地、ご繁盛はまちがいありません。
どうぞお体にはくれぐれもご留意なされて、いっそうのご活躍をお祈り申し上げます。
末筆ながら、奥様にもよろしくお伝え下さい。
敬具

新規開店を祝う(2)

前略 承れば近日開店の運びの趣、誠に喜ばしいこととお祝い申し上げます。長年のご自分の夢を現実のものとした貴兄の信念の強さにはただただ敬服致すのみです。
店名は奥様のお名前をとられて「○○○」となされた由、どうぞこれからもお二人で力を合わせて、ご発展なさいますようお祈り申し上げます。
まずは右、お祝いまで
草々

取引先の支店開設を祝う

拝啓 錦秋のみぎり、ますますご清栄の段お慶び申し上げます。
貴社におかれましては、このたび鹿児島に支店をご開設なされた由、誠におめでとうございます。これもひとえに社長様をはじめとする全従業員の日頃のご努力のたまものと敬服致しております。
これを機に、いっそうのご発展を遂げられますことを心からお祈り申し上げます。
略儀ながら、右お祝い申し上げます。
敬具

開店祝い・開業祝いのお祝い状|文例

お世話になった方の医院開設を祝う

桜の花便りとともに、医院ご開業の朗報を知りました。心よりお祝い申し上げます。
大学病院での二十年に及ぶ経験と温厚なお人柄をもってお臨みになれば、必ずや患者さんにも親しまれ、頼りにされる医院となることでしょう。
建物は三階建てで、一階と二階を診察室及び治療室にあてられるとのこと、さぞかしご立派な医院と拝察致します。この上は一段とご自愛あそばされまして、ますますお元気でご活躍なさいますようお祈り申し上げます。
まずは、お喜びのごあいさつまで。
かしこ

恩師の事務所開設を祝う

拝啓 薫風のみぎり、先生にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびは法律事務所をご開設の由、誠におめでとうございます。新橋駅前の一等地とのことで、お喜びもひとしおと存じます。
近日中に一度参上致したく存じますが、その節は何なりとお申しつけ下さい。
まずは取り急ぎ書中にて開業のお祝いまで。
敬具

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