新築祝いのお祝い状｜文例

新築祝いのお祝い状

新社屋や新店舗落成のお祝い状には、新築に至る当事者の苦労と努力を称え、取引先の事業の発展を祝う言葉を中心に構成しましょう。

新築祝いや開店祝いでは「忌み言葉」に注意しましょう。火に関連する言葉は火事を連想するためタブーとされています。

忌み言葉の例

・火　・焼ける　・燃える　・煙　・赤　・灰　・倒れる　・飛ぶ　・こわれる　・傾く　・流れる　・つぶれる　・敗れる　・失う　・落ちる　・閉じる　・哀れ　・枯れる　・さびれる　など

新築祝いのお祝い状の文例

同僚の自宅新築を祝う

拝啓　新居落成のお知らせ、心からお喜び申し上げます。我々サラリーマンにとって生涯の大事業ともいうべきマイホームの完成、ご家族皆様のお喜びもさぞかしと拝察いたしております。
通勤にはちょっと不便とのことですが、庭もあるご新居とは何ともお羨ましい限りです。
お招きをいただきました○○日には是非参上し、木の香ただようお部屋で皆様とのご歓談を心から楽しみにしております。
まずは取り急ぎお祝いまで。
敬具

恩師の自宅新築を祝う

拝啓　菊香ゆかしい今日この頃、先生には待望のご新居落成の由、誠におめでとうございます。都心からだいぶ離れてしまわれたのはいささか残念ですが、美しい自然に囲まれた環境は、先生のお体にとって何よりの薬になる事でしょう。
いずれ機会を得て、ぜひご新居を拝見させていただきたいと存じておりますが、それに先だち、本日お祝いのしるしに粗品をお送りいたしました。なにとぞご笑納下さい。とりあえず、おはがきにてお祝い申し上げます。
敬具

取引先の新社屋落成を祝う

謹啓　新緑の候、ますますご多祥のことと大慶の至りに存じます。
さて、このたび貴社におかれましては新社屋ご落成の由、謹んでお祝い申し上げます。承りますれば、新社屋には最新の設備が設けられているとのこと、社長様を始め社員の皆様の業務に対する並々ならぬ熱意を強く感じる次第であります。どうぞこれを機に一段と飛躍され、ますます発展されますことを心からお祈り申し上げます。
右、略儀ながら書中をもちましてお祝い申し上げます。
敬具

得意先の新店舗落成を祝う

謹啓、風薫る候、ますますご隆昌の段、慶賀の至りに存じます。
このたび、貴店におかれましては新店舗ご落成の由、誠におめでとうございます。近代的な店舗で立地条件もことのほか良く、ご繁盛まちがいなしと存じます。心からのお祝いを申し上げますとともに、貴店のいっそうのご発展を切にお祈り申し上げます。
まずは書中にてお祝詞申し上げます。
敬具