災害見舞いの品選びと相場金額はどのくらい?

災害見舞いの品選びと相場金額はどのくらい?

近年、日本で災害が増えてきている

近年になって、異常気象やゲリラ豪雨などという言葉を聞く機会が増えているようです。

毎年のように、地震・火山・豪雨・台風・水害などなど、災害の原因には事欠かないようで、そのたびにたくさんの被災者が出ている現状を目にするのはつらいものがあります。

これらの災害が地球温暖化の影響なのかどうか、専門家でも意見が分かれているようですが、素人の肌感覚からしても各種災害が年々増えつつあると感じるのは私だけではないでしょう。

スポンサーリンク

災害見舞いとは

近親者や友人など、親しい人は地震や台風などの災害にあった場合は、できるだけ早く駆けつけてあげるのが何よりのお見舞いになるでしょう。 事情が許すならば、被害状況や交通事情などを調べ、飲料水や食料、軍手など役に立ちそうな物を用意して出かけ、被災地で力を貸すようにしましょう。

現地へ行けない場合は、相手が必要だと思われる実用品か現金を贈るようにします。 災害見舞いの場合、通常とは異なり、目上の人に現金を贈っても失礼にはなりません

災害にあったことがわかった場合、できるだけの援助をしてあげたいものです。
まずは安否の確認です。場合によっては、被害地の状況がわからないといったケースも出てくるでしょう。テレビやラジオ、また被災地の役所などで情報を集めます。最近は携帯電話も利用できるでしょうが、災害直後だと皆が一斉に通話しようとするので回線が混雑してつながらない場合も十分に考えられますので、あまり過信しないことです。

状況を把握してから援助方法を考えますが、すぐに駆けつけることができない場合は、ひとまず見舞い状を出しておきます。距離が近ければ、避難して休息できるように部屋を提供したり、子供を預かったりなど、先方の状況や希望を考えて、臨機応変に対応するよう心がけたいものです。

スポンサーリンク

災害見舞いのマナー

災害は予期できないものである上に、肉親・近親者・知人の死や家屋の消失などにより、被災者の精神的打撃は非常に大きなものでしょう。御見舞いの席ではあまり立ち入ったことを聞くのは避けるようにし、立ち直るために手を貸すという姿勢が最善です。

スポンサーリンク

災害見舞い金の相場

送り先 金額の目安
両親・子ども 30,000円~
親戚 5,000円~
近隣の人 3,000円~10,000万円
会社関係 5,000円~

上記は一例です。災害にあわれた地域のしきたりや決まり事があるかもしれませんので一応確認した方が無難でしょう。

災害見舞い品の選択

種類 名称
食品 飲料水、インスタント食品、レトルト食品、缶詰類など
衣料品・衛生品 救急箱(消毒薬、ガーゼ、包帯、ばんそうこう、風邪薬、胃腸薬、ハサミなどをセットにする)、生理用品、洗面用具、石鹸、シャンプー、リンスなど
衣料品 毛布、下着、靴下、タオルなど
その他 コンロ、食器類、ティッシュペーパー、軍手、ひも、ライター、懐中電灯、電池、筆記用具など

上記は一例です。状況に合わせて臨機応変に対応することが大事でしょう。できれば先方の希望などを聞いてみるのも方法です。できればですが…

 

スポンサーリンク

お見舞い金を入れる封筒の形式

現金を御見舞いとする場合は、白封筒に入れて渡します。
現金のまま手渡しするなどは決してしないようにしましょう。

災害見舞いの袋
お見舞い金を入れる封筒の例

■白封筒を使う。
■表書き:御見舞・災害御見舞
※火災の場合も同様です。表書きは「火災御見舞」とします。

お札の向き

あまり細かいことは必要ではないかもしれませんが、封筒に入れるお札の向きについてです。
まず、複数枚の場合、お札の向きをそろえるのは最低限のマナーです。そして、封筒にはお札の表(肖像画のあるほう)を自分のほうに向けて入れます。
あとお札そのものですが、新札でなくてもかまいませんがあまりにヨレヨレなお札は避けるようにしましょう。

スポンサーリンク

災害見舞いのお返し

災害見舞いにはお返しは必要ないというのが一般的です。お返し以前に生活を立て直すことが最優先ですから。

それでも、何もしないというのも気が引ける場合もあるでしょうから、状況が落ち着いた頃に近況報告を兼ねてお礼状を出すというのも一つの方法です。

また、友人や親類などからお見舞いをいただいた場合などですと、これからも長くお付き合いを続けていく必要があることからも何かお返しをしておきたいということもあるでしょう。
そのような時でも、菓子折などの心ばかりのもので支障ありません。

この時に、現金などの金品で返すのは絶体にやってはいけません
お見舞いでいただいたお金(お見舞い金)が不要だったという意味になってしまうからです。

スポンサーリンク